携帯電話の充電器のオーナーになって権利所得を得る!
そんなビジネスに誘われた。
案内されたのは都内の○○トンホテルのミーティングルーム。
スライドを見せながら茨城訛りの男性の説明が始まった。
イントロ◆コインロッカーやガチャポンは実はオーナー制であり、
オーナーは売り上げからマージンを受け取っている。いわゆる「権利所得」を得ている。
しかし当時は「そんな物を利用するわけがない!」と批判されたし、
さらにセブンイレブンを例にあげて「そんな商売が流行るはずがない!」
と、ほとんどの人が否定的であった。
つまりこれから説明する商品も、ヒラメキと想像力がある20%の人には素晴らしいチャンスであり、常識的な発想しかできない80%の人には理解できない『未常識』な話である。
この新しいビジネスを『ロケーションビジネス』という。商品説明
ハッピーチャージャー…据え置き型充電器(韓国製)。1台で携帯電話3台分の充電。
右横のボックスに200円入れ、蓋をあけると携帯の機種に合わせてこれが3本接続されている。

携帯をつなげて蓋を閉め暗証番号を押してOK。
(20分間で約一時間の充電が可能という説明だが…?)
充電終了後に暗証番号を押して携帯を取り出す。
モバピット…ハッピーチャージャーの進歩型充電器。1台で5個のリチウム電池を充電。
リチウム電池を直接充電するので携帯に限らずデジカメ・デジタルビデオカメラなどにも対応。(5分で満タン?)
この充電器の需要と将来性の説明・携帯電話は今年で9200万台を突破、様々な機能を備え確実にインフラとなっている。よって携帯の充電切れは重要な問題になること。
・市販の充電器は携帯の機能を劣化させ、燃料電池は危険性が高く普及はしないこと。
・無断で充電するのは「盗電」という犯罪であり、先日青年が逮捕されたこと。
・韓国の街中には公衆電話のように当たり前に設置され、多くの人が利用していること。
・韓国の普及率のグラフ(現在30000台)を見せ、人口の多い日本では韓国以上の設置台数が見込まれること。
・札幌・仙台・東京・愛知・大阪・福岡など需要が見込まれる大都市に37000台設置していること。
・来年には60000台に達する予定であること。
・ハッピーシャージャーの設置現場に出向いた時のレポート写真。実際に設置されているということ。などなど、いかにこの充電器の需要が高いか、将来の普及の可能性が大きいかを説明していた。
私の頭…なんで福岡や韓国まで行くんだ?30000台もあるなら、都内だってあるだろうに…?でも確かに携帯電話は生活の必需品になってるよね〜。充電切れで困ることってますます多くなるはず。システム1・1台50万円でオーナー会員になる。
・200円につき65円がオーナー所得。(5000円を越えた時点で振り込まれる)
・利用者が増え、例えば一日15人が使えば月に約30,000円の収入になる。
・設置も集金業務も全て会社が請け負い、POSシステム(?)で全てコンピューター管理されている。
※50万円の中にその管理保全手数料が含まれている。
・随時モバピットにチェンジしていく。◆とにかく50万円で1台分のハッピーチャージャーの権利を買い、将来台数と利用者が増えれば、何もしないで収入になる、ということ。
私の頭の中…普及して利用者が増えて2〜3万円になれば悪くないなぁ。1年で元が取れるじゃん。システム2ここからが本題だがブロンズ会員だ、ゴールド会員だと、ややこしいので覚えている部分だけを簡単に。
・今は一人一台しか買えないが来年3月には『解禁』され、何台でも買うことができるようになる。
・オーナー会員を紹介して3台(人)→80万円 9台(人)→240万円 ○台で1000万円以上という具合に会員を増やすことで相当の収入になるという説明。私の頭の中…な〜んだ悪徳マルチじゃん残念だな〜。ファミレスに大物登場会わせたい人がいるとホテル近くのロイヤルホストに移動。
素晴らしい人で滅多に会うことが出来ないほど多忙だが、私のために特別時間を割いてくれたそうだ。
N氏は60歳には見えない肌ツヤの良い小柄の男性で、茨城訛りの先生よりも遥かに勝つ舌が良く話が上手い。

なんじゃろ?この肩書き(^^ゞ 夢はボランティアだとおっしゃられておりました。
きっと幾つものマルチビジネスを流れてきた人物なんだろうな〜
この時の話は会場で聞いた説明とほぼ同じなので省略。
さて、マルチ商法やネットワーキングが全て悪徳商法や無限連鎖講(ねずみ講)だと断言できないと思っていますが、このビジネスは偽者!限りなくねずみ講に近いですね。その理由◆最大の理由はハッピーチャージャーを本当に設置しているのか全く不明であること。これが
MMSという会社のHPだ。
ところがいくら探しても何台設置しているかのデーターがない。
ハッピーチャージャー(以下=充電器)はMMSに限らず、いくつかの企業で販売やリースなどで扱っていることが分かった。
空港や有名ホテルにあるとか、秋葉原で見たと言っても、その充電器はMMS以外が設置した物かも知れないのだ。
条件の良い場所を確保することと設置台数が一番重要なはずなのに、全くその情報が欠落している!
ということは
商品は動かず、お金だけが動いている。つまりねずみ講じゃん!MMSは充電器のオーナー権だけを50万円で売って、数千台(いや数百台かも知れない)だけ設置し、それを会員に見せて「ホラ本当にあるでしょ?」と言っている可能性が高い。
良く考えれば、全台数(仮に30000台として)平均で1日15回の利用とすれば、1日に45万人が充電器を使わなければいけない。
そんな使うか〜?
毎日45万人が充電切れに20分も時間を費やすのか!?
翌日誘った彼女に足を洗わそうと思い行ってみたが、ダメじゃ〜〜完璧に洗脳されてるよ〜(>_<)
ちょうどその時彼女の携帯にN氏から電話があった。
私は聞いた。
「彼女はMMSの社長石川和孝氏が弁護士だと聞いた言っていますが、
ネットで調べたところ、日本弁護士連合会に石川和孝の名は弁護士名簿には登録がない。とのことですが?」
N氏「弁護士ではなく弁護士資格があると言ったのです」
「37000台も設置されているにしては見かける台数が少ないのは何故?」
N氏「37000台は当面の目標」(説明と違うじゃん)
「では現在一体何台設置されているのか、東京に何台、大阪に何台という具体的なデーターを下さい」
N氏「公表すると他の企業からの圧力や不利益をこうむる」
「情報公開の義務があるしネットで公開しないまでも、オーナーには設置台数の推移を知らせるべき。最も大切な事でしょ」
N氏「企業秘密で教えられない」な、バカな!(ーー゛)
彼女はすでに5〜6人紹介しているので数十万受け取っていると言う。
ちゃんとお金は振り込まれると自信たっぷりだけど、それって50万×6人=300万円の一部に過ぎないと何故分かんないのかなぁ!?
その他分かった事を書きます。
・ロイヤルホストには充電器があり(だからここに獲物を連れ込むんだね)ちょうど残量2本になっていた私の携帯を充電してみた。機械はちゃちい感じでしたね。20分後取り出すと3本になっていたが、帰宅途中に一度使っただけでまた2本に!?家で充電したところ満タンまで20分以上かかった。20分で1時間分の充電なんてうそ臭いぞ!
・充電器は色々な会社や商店で販売・リースされていて1台12〜16万円。つまり仕入れ値は5万円ぐらいかもしれない。
・空港・ホテル・大学・カラオケ店・ファミレスなどの設置が増えているのは確かなようだが、充電サービスをする店も増えてるぞ。
・ソーラータイプ・乾電池タイプ他、持ち運びに便利なコンパクト充電器がコンビニでも何処でも売られている。
・燃料電池含め各メーカーがバッテリーの開発を精力的に進めてる。きっと直ぐに新型の電池ができるね。
現在活発に会員勧誘活動を展開しているようなので、もし誘われた時には冷静に判断しましょう。
◆説明資格のあるランクの人物意外は、絶対に内容を説明してはいけないというルールになっています。
◆現場あるいは近くに充電器がある会場が使用されます。
◆会場での説明会の後に、別な場所で詰めがあります。
◆否定的な発言をすると「無理に参加しなくても良い」と決め台詞が出ます。充電器自体はそこそこ設置されているようだし、製品の良し悪しが問題なのではありません。
得体のない話だけで、実際にMMSが充電器を設置しているのかさえハッキリしない状態でも50万円の大金を投資するほど私はアホじゃない。
とか言いつつ、本当だったら夢の印税生活、渓流の近くで暮らせたのにな〜(^^ゞ関連タグ : ハッピーチャージャー モバピット 携帯電話 充電器 MMS 悪徳マルチ 詐欺商迷.蹈院璽轡腑鵐咼献優座お金 ねずみ講